海外FXと国内FXの違いは?財テクとして初心者に安心安全なのはどっち??

FXを手軽に始めるなら海外FX会社の利用をおすすめします。国内FX会社とは比べ物にならない程好条件でトレードを行うことができるからです。

しかし海外業者の方が全てに関して勝っているわけでは決してありません。国内業者は国内業者で有利な点があるのですが、両者の大きな違いはサービスがいいとか悪いとかといった表面上の問題ではありません。

財テクとしてのFXを安心と安全の両方を考慮しながら行っていくには、初心者は特に両者の利点をよく見極めながら上手に使い分けることが肝心です。どういうことか、以下説明していきます。

財テク実践の弾みをつけてから安心安全をよく考える

給料による収入だけでは安定した将来像が描けないこの時代、それ以外の収入源を得ようと副業を探してみたり、財テクで資産を増やしていくことを試みようとしている人は多いのではないかと思います。そこでおすすめしているのが海外FX口座によるFX取引です。

海外とかFXとか耳にして身構えてしまう人がいるとすればその必要は全くありません。今はネットの時代、普通の人が何でもできてしまう時代ですから、一から始めるとしてもスマホやパソコンでちょっと検索するだけで、過剰なくらい親切丁寧な説明を受けられますので、難しく考える必要はないのです。

始めるにあたっての唯一の問題は、実際に行動に移すか移さないか、やるかやらないかの貴方の決断力です。FXに関心を持って、いろいろ調べあげたり研究したりして知識だけは十分に備えたとしても、実際に口座を開いて取引しなければ、1円たりとも儲けることはできないのです。

無理なくFXを始めるには、海外のこの2社がおすすめですのでクリックして確認してみて下さい。

海外FX会社はもちろんこの2社に限らず、日本にもたくさん参入しています。しかし海外FX会社だからと言って何でもかんでも紹介するのは無責任の極みだと思いますので、ここでは総合的に判断した結果の2社のみを紹介します。

レバレッジが高いとか、ボーナスの付与とかいった魅力の多い海外FX会社ですが、残念ながらいいことずくめというわけにはいきません。活動拠点を海外においていますから、日本の行政の管理下にないということは何よりも肝に銘じておくことを忘れてはいけません。

それともうひとつ、国内FX会社を利用する場合と比べて、重要な違いがあります。日本の行政下にない海外FX会社口座での損益は、国内での場合と同じ税法上の扱いを受けません。

海外FXと国内FXの本当の違いはここにある

FXでの利益は雑所得に分類されますが、FXは差金決済による売買取引なので、更に先物取引による雑所得等に分類されて申告分離課税の対象となります。この場合の税率は、例外なく20.315%(所得税15%+地方税5%+復興特別所得税0.315%)です。

ただしこれは国内口座での取引に対してのみ適用される話であり、海外口座の場合はそういうことにはなりません。なぜならば海外FX会社は日本の行政庁の認可を受けていないので、その口座から発生する損益を先物取引による雑所得等と見なすことはできないからです。

それで海外口座での利益は単なる雑所得として、他の諸々の所得と合算した上で所得総額に応じて7段階に累進課税されます(詳細については国税庁ホームページ内の所得税の税率に関する記載をご参照下さい)。所得総額が330万円超になれば30%の税率で所得税が課税されますから、同じFXを行って同額の収益をあげるにしても、この時点で海外口座の方が実質稼ぎ損ということになってしまいます。

他の所得と合算した上での課税ですから、具体的に幾ら以上海外口座で稼ぐと国内の場合よりも不利になるという話はできません。しかし一般的に給与所得のある人は様々な控除額を差し引いたとしても、その所得だけで30%に達してしまうかも知れません。

それと実はもうひとつ、両者の間には大きな違いがあります。損失に対する考え方です。

仮に年間を通して損失を抱えてしまった場合、申告分離課税扱いならば損失はマイナスとして、しかも3年間分にわたって計上できて利益と相殺できます(損失繰越)が、総合課税扱いだと損失はマイナスではなく利益がゼロという風にしか見なされず、よって当然損失繰越などといった概念は発生しません。国内口座取引の場合が前者、海外の場合が後者です。

誰しも利益を得るためにFXをやるに決まっていますが、残念ながら思惑通りにいかない時があるのも事実でしょう。そのような時に損失繰越の優遇措置があるのとないのとでは間違いなく大違いです。

海外FXと国内FXを使い分ける

こうして見てみますと、国内業者を利用してFXをやった方が遥かに有利な気がしてくるのではないかと思います。そういった側面は確かにあります。

では何故しきりに海外FX口座開設を奨めるのでしょうか。それはただ取り組みやすいためというひと言につきます。

そもそもFXを始めてみて早々に税金の心配をしなければならない程稼ぐ自信はおありでしょうか。或いは湯水の如く損失を出す覚悟はおありでしょうか。

それならば迷うことなく最初から国内業者を選択して下さい。その方が事後策としては何かにつけて安心安全でしょう。

しかし普通はそうではないはずです。なるべく少ない資金で、ある程度の口数のトレードを試行錯誤しながら繰り返して、コツコツと資産を増やしていこうとしているはずです。

それに打ってつけなのが、レバレッジも高くボーナスも付与される海外業者なのです。しかもそれを闇雲に紹介するのではありません。

おすすめできるのは、次の2社のみです。

初心者であればある程、海外業者の有利な点をこちらが利用してやればよいのです。それで税金の心配をしなければならない程利益をあげられるようになってきたら、その時は軍資金をまるごと国内業者に移して、そこで勝負していけばいいのです。

もうひとつ付け加えるならば、世界のFXの取引プラットフォームはMT4が断然主流です。しかし日本の場合はなぜか各社独自の取引プラットフォームが用意されていて、MT4が利用できる業者は極僅かしかありません。

そういえばこの下のGogoJungleというサイトをクリックしてご覧頂ければここの教材は結構役立つものが多いことに気付かれると思いますが、そのほとんどがMT4用に作られています。

このように今後長くFXと付き合っていこうとお考えならば、MT4を使っていた方がいろいろと融通が効いて断然便利ですので、それに親しむための意味も含めて、先ずは海外口座での実践をおすすめする次第です。また今後国内業者の利用を考える場合でも、MT4取り扱い業者を選択肢に含めておかれるのが賢明でしょう。

国内FX業者で断然おすすめなのはこの2社です。

上記2社ではMT4がメインプラットフォームとして使えます。予め口座開設して若干のトレードを試み、感触を掴んでおくのも、上達のためのひとつの手段かも知れませんね。

この記事のまとめ

  • 財テクの手始めとして取引条件の有利な海外FXを利用し、なるべく負担なく資産を増やしていく態勢作りをする。
  • 国内FXは取引条件としては海外よりも融通が利かないが、安心安全という点においては遥かに有利である。
  • 税務処理においても、両者には明確な違いがある。
  • 海外FXを利用して感触を掴み、軌道に乗ったら国内FXに移行するのが初心者には善策である。

とにかくFXに取り組んでやりましょう。税金の心配をしなければならない程大儲けするのも決して夢ではありません。