松井玲奈元SKE48まんぷくの次はエールで2回目の朝ドラ!鉄道好きは嘘か本当か?

松井玲奈まついれなという女優が近頃気になります。首が長くてスラッとした容姿は、見るものの印象に残ります。それもそのはず、松井玲奈は元SKE48の中心的メンバーで、バリバリの人気アイドルだったのです。

引用元 : https://grick.jp/artist/rena.php

そのSKE48からはすでに卒業していて、現在は女優として活躍の場を広げています。若手女優の登竜門とされるNHKの朝ドラ出演も果たしました。

しかもそれは、「まんぷく」で憧れの朝ドラ初出演を終えて満足しているかと思いきや、その僅か1年後には「エール」で2回目の朝ドラ出演という栄誉に浴しています。一度ならず二度までもと言ってもいいこの快挙は、彼女が元人気アイドルだったからという理由では決してなく、女優として常に精進していきたいという強い意思の結果と言えると思います。

ところで松井玲奈は、SKE48に所属していた頃から鉄道オタクを自称していて、アイドルの時も女優となった今でも、鉄道関連の番組によく姿を現しています。女性アイドルが鉄道好きというのはそれ程多くはないので、鉄道好きというのはそうした番組に出たいための嘘や方便で、単なるにわか知識に過ぎないのではないかと噂されてもいます。

しかし本当は、大の新幹線マニアであり、れっきとした鉄道オタクなのです。そしてオタクと自称する以上はそれについて雄弁に語ることもできるわけです。

好きこそものの上手なれとは言うものの、そこにはそれなりの努力があったに違いありません。見た目によらず意思の強い松井玲奈について、少し探ってみましょう。

松井玲奈のプロフィール

松井玲奈はSKE48のメンバーでしたが、そんなことを全く知らなかった人でもテレビドラマで映し出される彼女の姿を見れば、きっとその残像が目の奥に焼き付いてしまって、どことなく気になる存在になることは間違いないでしょう。彼女はスタイルが良くてとてもスレンダーに見えます。

  • 平成3(1991)年7月27日生まれ
  • 愛知県豊橋市出身
  • 身長162㎝
  • 血液型O
  • Grick所属

身長は極端に大きいとまでは言えませんね。それでも首が長いせいか、スラッとしていて背が高く感じられます。

首が長いと小顔で美人に見えますから、それが相乗効果となってなおさら印象に残るのでしょうね。松井玲奈の公式サイトはこちらをクリック!

朝ドラに短期間で2度の出演

松井玲奈はSKE48の第1期オーディション合格者で、同姓の松井珠理奈まついじゅりなと共に長きにわたってSKE48の中心的存在でしたが、平成27(2015)年8月をもってSKE48を卒業後は、女優としての新たな道を選び進んできました。SKE48というのは、平成20(2008)年発足の中京圏を中心に活動している女性アイドルグループで、名古屋市中区栄(SaKaE)に専用劇場を有しています。

松井玲奈は発足時より選抜メンバーとして活躍するのみでなく、しばしば姉妹グループのAKB48乃木坂46にも参加しています。ですからその知名度は中京圏だけに収まることなく、まさに全国に及んでいたわけです。

これ程の人気者でしたから、SKE48を卒業する前からも、SKE48とは関係なく度々テレビドラマに出演していましたし、色々なキャラクターの主役を演じたりもしていました。しかし本格的に女優業に専念してからは、従来のアイドルのイメージを払拭しようとして、様々な役に果敢に挑戦しているようです。

アイドルからの脱皮

平成29(2017)年にNHKBSプレミアムで放送された「雲霧仁左衛門3」の第3話でのゲスト出演作は、その典型例のひとつと言っていいでしょう。これが彼女にとって時代劇初挑戦であり、そこでは女スリ師という陰のある役を演じました。

その難しい役を堂々とこなしたことがNHK内で評価を得たのでしょうか、翌平成30(2018)年には同年後期放送の朝ドラ「まんぷく」にレギュラー出演することとなります。ヒロインではありませんでしたが、ヒロインの学生時代の同級生を演じ、ヒロインに最初から最後まで絡んだ重要な役でした。

そしてまた僅か1年半後の令和2(2020)年前期朝ドラ「エール」では早々と朝ドラ2回目の出演を果たします。こちらも「まんぷく」同様ヒロインではなく、ヒロインの姉というヒロインに密接に関わる役どころです。

この若さの知名度のある女優が、朝ドラに短期間でしかも脇役として、2度もレギュラー出演するのは非常に珍しいことではないかと思います。主役脇役、レギュラー準レギュラーそしてゲスト出演、どんなパターンでもこだわりなくきちんとこなす松井玲奈が、役者として重宝がられている証しなのかも知れません。

オーディションに度々落選するも不屈の精神で勝ち得た朝ドラ出演

ちなみに松井玲奈は、「まんぷく」のひとつ前、平成30(2018)年前期放送の「半分、青い。」のオーディションを受けたものの、残念ながら落選しています。実はこれを含めて今までに5~6回朝ドラのオーディションを受けていたそうですが、この落選を最後に、憧れの朝ドラ出演の夢を封印したそうです。

その直後の「まんぷく」での出演オファーということで、さぞかし喜びもひとしおだったことでしょうが、だからといって本人はそれで満足したわけではありません。「まんぷく」出演で自分は何ができるのか、何を残せるのかを常に考えながら、少しでも前進できるよう精進したいと、出演が決まった際に本人が語っています。

何と見事な女優魂でしょうか。このひと言からみても、過去のアイドルだった自分とはきっちり決別したいという姿が垣間見られます。

SKE48を卒業した松井玲奈は、元SKE48のアイドルだった松井玲奈ではなく、女優松井玲奈でありたいと努めています。それがきちんと評価されているからこそ、早々と2回目の朝ドラ「エール」への出演に繋がっているのだと思います。

演じる役は、自らと同じ豊橋出身の女性とあって、方言もごくごく自然、正に水を得た魚のように、のびのびとした演技を見せています。これでまた彼女の女優としての位置付けがランクアップされることは間違いないでしょう。

鉄道好きはウソかホントか?

松井玲奈は女性アイドル出身でありながら、鉄道オタクを公言しています。それで鉄道関連のテレビ番組にもよく出演したりしているのですが、どうもそれが仕事を得るためのにわか仕立ての噂ではないかと言われたりもしています。

こうした根拠のない噂も、ある意味人気商売には付きものなのかも知れませんが、それにしても気の毒な話です。彼女が鉄オタであるのは間違いありません。

仕事を通じて鉄オタとなる

SKE48は、名古屋を拠点に活動していますから、名古屋との独自の関わりも多いわけです。その名古屋に本社を置く企業であるJR東海が、名古屋市港区金城ふ頭三丁目に「リニア・鉄道館~夢と想い出のミージアム~」を開館させたのは平成23(2011)年3月14日のことですが、この時のビッグイベントにお呼びが掛かったのがSKE48でした。

それで松井玲奈は、営業の一環としてこの時初めて深く鉄道に関わることになったのですが、そこに展示されていた数々の鉄道車輌を目の当たりにして、仕事を離れて一気に鉄道に魅了させてしまったのです。

特にこの時目の前で見た歴代の新幹線車輌に強い関心を寄せたようで、以降彼女は新幹線に対する造詣が人一倍強くなっていくのです。鉄オタとひとくくりで言っても、その中身は電車に乗るのが好きな人もいれば、電車を見るのが好きな人もいますし、或いは電車を撮るのが好きな人もいるように、細かく細分されるようですが、そういう意味において松井玲奈は紛れもなく鉄オタと言えるでしょう。

鉄オタは努力の賜物

仕事を得るために鉄道オタクのふりをして嘘を言っているのではなく、鉄道オタクだから鉄道関連の仕事が転がり込んでくると見た方が本当のようです。しかしこのオタク度の高さは、知識を深めようと努力を重ねた結果に違いありません。

それはアイドルという過去を未練なく捨て去って、女優としてどんな役でも一生懸命に挑戦する姿と重なります。松井玲奈はいつでも前を見据えて走り続いているのです。

この記事のまとめ

  • 松井玲奈はかつてSKE48の一員であり中心的存在であったが、現在は女優として様々な役を演じている。
  • 若手女優の登竜門とされるNHKの朝ドラには、「まんぷく」に続いて「エール」が早くも2回目の出演となる。
  • 松井玲奈は鉄オタを自称していて鉄道関連の番組にも数多く出演しているが、それは彼女が仕事を得るための嘘や方便の類いではないかと思われている。
  • しかし彼女は新幹線に造詣が深く、紛れもない鉄オタであると言える。

女優として確かな地位を築きつつある松井玲奈からは、今後益々目が離せません。朝ドラだけでなく、大河ドラマに起用される日が来るのだって、きっとそんなに遠いことではないでしょうね。