イケメン俳優吉沢亮大河ドラマ主役決定はなぜ?朝ドラで画家がモデルの天陽役が素晴らしかった!

吉沢亮よしざわりょうという、新進気鋭の俳優がいます。イケメンということもあって人気を博しているようです。

引用元 :
https://artist.amuse.co.jp/artist/yoshizawa_ryo/

ここ最近では映画の賞もいくつか受賞していますので、その人気ぶりは単にイケメンということだけではなく、役者としての演技力も十分備えているからだと言えます。その証拠に、NHKの看板番組である大河ドラマの主役に早くも起用されることが決定しました。

でもいくら現在売り出し中であるとは言え、そんな重責へのいきなりの起用には驚きを隠しきれません。なぜこのような大抜擢が行われたのでしょうか。

それには前段階として、同じくNHKのもうひとつの看板番組である朝ドラに出演したことがあげられます。朝ドラ初出演ながらも、その「なつぞら」で見せた爽快な演技が、視聴者の心を鷲掴みにしたのです。

役名は山田天陽といって、実存した農民画家がモデルでしたが、吉沢亮はその役を自然に、そして見事にこなしたのです。その経緯がNHKの番組制作者に伝わり、更なる話題作りに一役担う形になったわけです。

しかしそれとは別に、彼が大抜擢された本当の理由があります。それは彼が義務教育期間である9年間熱心に取り組んだことがあり、その成果のおかげなのですが、一体どういうことなのか見ていきましょう。

吉沢亮のプロフィール

モノにはやりすたり・・・・・・があるように、人の顔にも流行というものがあって、男性で言えば今では塩顔などというのが好まれるようです。塩顔の特徴としては、小顔、まぶたが一重か奥二重、目元がシャープ、色白の肌、細身の体などといったところです。

ちょっと前まではソース顔やしょうゆ顔などというフレーズもよく耳にしていて、濃い目のソースに対してあっさりした醤油という意味らしいのですが、こうなってくると何がしょうゆで、何が塩なのか、その違いがよく分かりません。もっとも、そんなことをよく知りたいとも思っていませんが、いずれにせよ吉沢亮は、その辺りに分類されるであろうイケメンであることは間違いなさそうです。

  • 生年月日 : 平成6(1994)年2月1日
  • 出身地 : 東京都
  • 身長 : 171㎝
  • 血液型 : B
  • 趣味 : ギター
  • 特技 : 剣道
  • 好物 : カニ、ウニ
  • 事務所 : アミューズ
  • 公式サイト : Ryo Yoshizawa Official Site

剣道は二段の腕前で、関東大会優良選手に選ばれたこともあるそうです。特技と公言しているわけですから、それが効を奏してこれからの彼の、役者としての人生の幅が広がるかも知れませんね。公式サイトはコチラをクリック!!

NHK大河ドラマの主役に大抜擢

吉沢亮は平成21(2009)年に現所属事務所の全国オーディションに入賞し、それにより芸能活動を開始します。平成23(2011)年頃よりテレビドラマに出始めるようになり、同年暮れからは新人俳優の登竜門的位置付けである仮面ライダーシリーズの一作、「仮面ライダーフォーゼ」にレギュラー入りしました。

この頃より自他ともに認めるイケメンぶりが注目を集め始め、それからはテレビに映画に、そして舞台にと、活躍の場を広げていきます。特にスクリーンの場においては、平成30(2018)年上映の「リバーズ・エッジ」にて日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、翌平成31(2019)年4月上映の「キングダム」では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞とブルーリボン賞助演男優賞をダブルで受賞するに至り、実力をも持ち合わせた若手イケメン俳優の筆頭格と目されています。

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そんな彼にもうひとつ、しかも格別な勲章が与えられることになりました。大河ドラマの主役です。

令和3(2021)年1月より放送予定の「青天をけ」は、「日本資本主義の父」と讃え称される渋沢栄一しぶさわえいいちを主人公とした物語です。ちなみに令和6(2024)年に刷新される一万円札の顔となるのがこの渋沢栄一なのですが、その偉人を演じるという大役が吉沢亮に任されたのです。

放送開始時にはまだ若干26歳。大河ドラマでは近年主役の若年化が図られていて、確かに吉沢亮は今一番の注目株の若手俳優なのかも知れませんが、それにしても居並ぶ諸先輩を押し退けての、まさかの決定でした。

なぜこのような大抜擢があったのかというと、そこには同じNHKのドラマの中に伏線があったのです。彼はその時役者として、そしてひとりの人間として、番組制作者の目にとまったのです。

NHK朝ドラ「なつぞら」で好演

平成31(2019)年4月から令和元(2019)年9月までNHKの朝ドラとして放送された「なつぞら」は、朝ドラとして第100作目にあたり、しかも平成最後の朝ドラということでNHKとしては渾身の力を注いだ作品でした。そのドラマのヒロインに深く関わる幼なじみの男性役に、次世代のホープである吉沢亮が起用されました。

その山田天陽やまだてんようという役は、農民画家を自称した神田日勝かんだにっしょうという実在の人物をモデルにしていたのですが、寡黙ながらも絶えずヒロインを遠くから優しく見守るその姿は、見るものに感動を与えました。

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それまで彼には、どちらかと言えば陰湿で尖ったところのある役や、ひと癖もふた癖もあるような役を演じることが多かったのですが、この天陽役は本当に爽やかで好印象でした。朝ドラ初出演にも関わらず山田天陽役を見事に演じた吉沢亮は、それによって新境地を切り開いたことは間違いないでしょう。

NHKが大河ドラマの主役に吉沢亮を大抜擢したのは、このように「なつぞら」での好演で多くの視聴者を虜にしたことを高く評価し、大河ドラマでも爆発的な人気を得られるだろうと目論んだからなのは確かだと思います。今話題のイケメンがドラマの主役を務めれば、視聴者としては気になって毎週欠かさず見たくもなってくるのはもっともな話です。

しかしその朝ドラでの実績もさることながら、それとは別に、実は彼が剣道に通じているということが、大抜擢の一番の決め手となったみたいです。剣道を心得ているということは、礼儀作法や相手への尊敬の念を当然持ち合わせているはずであり、そうした態度は彼の演技の中にきっと表れて、広い年齢層の視聴者から共感を呼ぶに違いないだろうと、製作側が高く評価したためというのが真相らしいです。

特技が幅を広げるのではと、プロフィールのところで述べましたが、まさにその通りになって、大役を引き寄せた形になったわけです。重責ではありましょうが、彼ならきっと、剣道で培った強い精神力によって、見事にやり抜くことでしょう。

この記事のまとめ

  • 近頃ではイケメンぶりにも俳優としての演技力にも磨きがかかってきている吉沢亮は、自らの特技を剣道と公言している。
  • 大河ドラマ「青天を衝け」で主役を演じることが決定したが、なぜ起用されるに至ったかは朝ドラ「なつぞら」に出演したことに起因する。
  • その時演じた実在の画家がモデルの山田天陽役が絶賛されたのは確かだが、吉沢亮に剣道の心得があったことが大抜擢の最大の要因とされている。

15歳の時に母親が応募したオーディションで入賞したのがきっかけで、自分の意思とは関係なく芸能界入りしたこともあって、吉沢亮は初めのうちはこの仕事が好きになれなかったそうです。今はそんなことはなく役者としてのあるべき姿を真摯に追求しているそうですが、せっかく稀な仕事に就いて世間に顔を知られるようになったのなら、それが流行り顔だからということではなく、いつまでも親しまれる人であって欲しいと思います。