阿部寛は結婚してる?彫りの深いイケメンはどこかのハーフか?ドラマではまだ結婚できない男だけど本当はどうよ。

阿部寛あべひろしという俳優がいます。年齢はもう50も半ばを過ぎていますが、背がとても高くて彫りの深い顔で、日本人離れした容姿のせいか、いつまでも若々しく見えます。

引用元 : http://abehiroshi.la.coocan.jp/

どこかの国とのハーフかと思わせるくらいイケメンの阿部寛ですが、果たして本当にハーフなのでしようか。それとも単にハーフ顔をしているだけなのでしょうか。

いずれにせよあんなにルックスの良い人だから、さぞかし女性にもてるかと思いきや、そう言えばあまり浮かれた話は耳にしない気がします。かつてドラマの役柄で、中年にさしかかった独身男性をリアルに演じていた阿部寛ですが、ドラマと同じように独身を貫いているのでしょうか。

独身だとしてもあの容姿で女性に全く縁がないとすればちょっと不思議な話です。何か結婚できない事情でもあるのでしょうか。

ハーフかハーフでないのか、結婚できないのか結婚してるのか、その真相を調べてみました。

阿部寛のプロフィール

上背があって彫りの深い顔立ち。その見た目からハーフ説の飛び交う阿部寛。「阿部寛のホームページ」をもとに、そのプロフィールを追ってみましょう。

  • 本名「阿部寛あべひろし
  • 昭和39(1964)年6月22日生まれ
  • 血液型A
  • 横浜市神奈川区出身
  • 中央大学理工学部電気工学科卒業
  • 身長189㎝
  • 趣味はテニスに古武道
  • 茂田オフィス所属

本名は芸名に同じということで、いかにも日本人的な名前ですが、身長は確かに大きくて日本人離れしていますよね。公式サイトはこちらをクリック!

阿部寛の日本人離れした容姿

身長が190㎝近くもあってあの彫り深い顔では、西洋人と並んでみてもひけをとらないでしょうね。ハーフどころか、西洋人そのものと言っても過言ではないかも知れません。

実際彼は、日本の映画において西洋人を演じたことがあります。俳優が職業ですから、何にでもなりきってしまうのは当然と言えば当然でしょう。

しかしあの時阿部寛が演じたのは、西洋人になりきっていたと言うよりも、まさに西洋人そのものだったと言えるくらいのはまり役でした。

阿部寛の国籍はどこ?

「テルマエ・ロマエ」という連載漫画がありました。作者はヤマザキマリで、「月刊コミックビーム」という雑誌に、平成20(2008)年2月から平成25(2013)年4月まで連載されていました。

テルマエ・ロマエとは、”ローマの浴場”を意味するラテン語です。古代ローマと現代日本の風呂を結びつけたこのコメディー漫画は、日本だけでなくローマのあるイタリアでも評判となりました。

やがてこの漫画は日本で映画化されます。平成24(2012)年4月公開の「テルマエ・ロマエ」と、平成26(2014)年4月公開の「テルマエ・ロマエⅡ」です。

主要な登場人物は古代のローマ人ですが、いわゆる濃い顔をした日本の名だたる俳優陣がそれらのローマ人を演じました。それが話題となって、映画も漫画に負けず劣らず大ヒットしました。

その主人公、古代ローマ帝国の浴場設計技師であるルシウスを演じたのが、阿部寛です。その時の姿があまりにも自然で、見ている者に何の違和感も感じさせませんでした。

元々背も高く顔の彫りの深い阿部寛は、常々どこかとのハーフではないかとか、国籍は日本ではないのではないかとかいった噂がありましたが、この映画の上映によって阿部寛ハーフ説に拍車がかかったのです。

阿部寛はハーフなのか?

この映画はメイド・イン・ジャパンですが、ストーリーのもうひとつの舞台であるイタリアでも上映され、人気となりました。

イタリアでの観客は当然のことながらそのほとんどがイタリア人でしょうね。そのイタリア人の多くが主演の阿部寛のことをイタリアの俳優と思って見ていたそうですよ。

イタリア人の目から見ても、イタリア人として何の疑いも持たれない阿部寛。ということは、阿部寛はイタリア人とのハーフなのでしょうか。

阿部寛はサラリーマンの父を持つ日本の家庭に生まれ、日本で育ちました。3人兄弟の末っ子で、上に兄と姉がいます。家族5人の中で自分だけひときわ日本人離れした容姿だったのですが、間違いなくこの家庭の第3子であり、日本人です。

両親は日本人ですので、ハーフではありません。遠い先祖のことまでは分かりませんので、どこかで異国の血が混じっているのかも知れませんが、それは誰しも言えることです。

阿部寛がハーフ顔なのは、隔世遺伝による先祖返りみたいなものなのでしょう。彼自身は紛れもなく日本人であり、ハーフではありません。

阿部寛の素顔

容姿端麗の阿部寛は大学在学中の昭和60(1985)年、姉の勧めに従って雑誌社の企画したコンクールに応募します。優勝賞品の車が欲しいという軽い気持ちからです。

それが見事に優勝してしまい、以後ファッション雑誌「ノンノ」や「メンズノンノ」の表紙を飾るカリスマモデルとなります。

引用元 : http://abehiroshi.la.coocan.jp/

そしてその2年後の昭和62(1987)年には、南野陽子主演の映画「はいからさんが通る」に出演し、俳優デビューしています。

その後売れない時期もありましたが、現在の著しい活躍は周知のごとくです。

阿部寛はまだ結婚できない男?

ファッション雑誌のカリスマモデルの経歴をひっさげて颯爽と芸能界入りしたにも関わらず、その後は急激に影を潜めていきました。それで生活に窮して、3年間程パチンコで生計を立てていたこともあったそうです。

背も高く顔もイケメンの阿部寛が、それを売りにしてモデルになったわけですが、俳優に転じてからは逆にそれが災いとなりました。

二枚目過ぎるゆえ二枚目の役柄しか与えられず、それなのに身長が高過ぎて女性とのツーショットがかえって絵にならない。

そうしたことから阿部寛は、やがて使い難い俳優となり、そして使えない俳優として扱われるようになっていったのです。

その後30歳前後の時に自ら転機を見出だし、現在ある活躍の姿を導きます。しかし若い頃の逆境のせいなのでしょうか、イケメンなのに浮かれた話など全然ありませんでした。

平成18(2006)年7月に始まり、高視聴率を記録したテレビドラマ「結婚できない男」の主人公である40歳の桑野信介役を阿部寛が演じました。

主人公の桑野信介は、有能な建築家で何不自由ない生活を送っていながらも、偏屈で独善的。それでもどこか憎めない独り身の40男が、ある女性との出会いを機に恋愛と結婚を模索します。

奇しくもこの時の阿部寛の年齢が42歳。すでに有能な俳優と位置付けられながらも、桑野信介同様独身でした。

このドラマの直後には、様々なメディアでアラフォー独身男性の特集があちこちで組まれるなどして、社会現象が巻き起こりました。

その伝説の人気ドラマの続編が令和元(2019)年10月、13年の時を経て始まります。タイトルは「まだ結婚できない男」。制作発表時の会見映像があります。まずは前篇からご覧下さい。

続いて後篇です。そんなに長くはありませんので、是非両方ともご覧になって下さい。

ドラマのカットがところどころに出てきて、それを見ているだけでも前作同様の面白さが伝わってきますよね。ドラマ「まだ結婚できない男」の公式サイトはこちらをクリック!

53歳になった主人公の桑野信介は、未だ独身生活をエンジョイしているようです。それを演じる実年齢55歳の阿部寛は、果たしてどうなのでしょうか。

阿部寛はもう結婚してる!

前シリーズ終了約2年後の平成20(2008)年2月、阿部寛は一般女性と結婚します。なので前作の「結婚できない男」の時は私生活でも結婚できない男でしたが、今回の「まだ結婚できない男」ではもう結婚してる男です。

女性とは数年来の知人でした。結婚の1年半程前に友人との食事会で再会し、久しぶりに見た姿が綺麗だったので、恋心を抱いたというわけで、よくあるパターンと言えばよくあるパターンです。

ということでふたりの交際が始まったのは、丁度前作の「結婚できない男」が終了した辺りですが、主人公を演じる阿部寛本人は同じように40歳を過ぎていても、別段結婚しない主義ではなかったということになります。

驚くべきは、結婚相手の女性は15歳も年下だということです。40を越えていても高身長、高学歴、高収入の3条件が揃っている上に、元々西洋人が西洋人と間違える程彫りの深い濃い顔をした阿部寛ですから、どの女性から見ても年の差など気にする必要のない位魅力的な男性であったことは間違いないでしょう。

阿部寛としても相手の女性は可愛い人でありながら、自分と価値観が合い、年齢差を感じさせない人だと当時の会見で述べています。

結婚後は2人の女の子にも恵まれて、幸せな家庭を築いています。

まとめ

  • かつて阿部寛が映画で古代ローマ人を演じた時、それを見た多くのイタリア人が阿部寛を本当のイタリア人だと思った。
  • 元来濃い顔の阿部寛はどこかの国とのハーフではないかと思われていて、その映画の上映を機に阿部寛ハーフ説が強まったが、阿部寛は生粋の日本人である。
  • 容姿端麗であるがゆえに、俳優として苦労を強いられた時期が阿部寛の若い頃にはあった。
  • それで婚期を逃したのか、阿部寛はイケメンにも関わらず40歳を過ぎていても独身だった。
  • ドラマ「結婚できない男」に主演した直後に、阿部寛は結婚してる男となった。
  • 15歳年下の一般女性と結婚して、2女にも恵まれている。

時代劇から現代劇まで、そしてシリアスな役からコミカルな役まで、今では何でも幅広くこなす阿部寛。その活躍の原動力は、結婚して築いた幸せな家庭にあるのかも知れませんね。